Mo’xtra(モクストラ)はmonophonic orchestra extraの略で、モノフォニックオーケストラの番外企画としてスタートした。「Produce」と冠される作品は通年ワークショップの発表公演や若手中心の公演、海外のミステリー小説を原案にした舞台など、様々な企画の元にプロデュースされている。

 

『グリーン・マーダー・ケース』

Mo’xtra名義の最初の公演。アメリカのミステリー作家、S・S・ヴァン・ダインが1928年に発表した『グリーン家殺人事件』を原案にしたミステリー作品。

原作とは違う人物をオリジナルキャラクターとして主人公に据えた意欲作。

(2017年/Geki地下Liberty)

『ハイハイツ,タワーリングレジデンス』

通年ワークショップ公演第3弾。7階建ての高級マンションを1階ずつ巡るオムニバス公演。

新たな試みとして、演出・脚本の一部を須貝以外が担当する。

(2018年/APOCシアター)

 

『グリーン・マーダー・ケース×ビショップ・マーダー・ケース』

2017年に上演された『グリーン・マーダー・ケース』の再演と続編となる新作『ビショップ・マーダー・ケース』を二本立てで上演。 一家殺人というジャンルを確立した古典的名作『グリーン家殺人事件』と見立て殺人の走りと言われる『僧正殺人事件』を下敷きに、オリジナルの展開を織り交ぜながら描く。 第二次大戦前夜のニューヨークを舞台に、猟奇的な連続殺人に探偵たちが挑む。

(2022年/吉祥寺シアター)

 

『グリーン・マーダー・ケース(2022)』
『ビショップ・マーダー・ケース』

撮影:三浦えり